2025年6月15日

🌱雨の季節に読みたい絵本『おじさんのかさ』

雨の絵本といえば思い浮かぶのは、佐野洋子の名作絵本『おじさんのかさ』

雨の絵本の中で1番好きかもしれない。

なのに私の本棚には持ち合わせてなくて。

だから写真は我が家のおじさん(夫)のかさ。


雨が降ってもささないかさ?!

主人公のおじさんは、出かけるときはいつもかさと一緒。

でも、雨が降っても決してかさをささない。

なぜかって、かさが濡れてしまうから。

それほど大切にしているおじさんのかさ。

ある雨の日、男の子がかさに入れてほしいと言うけれど、おじさんは聞こえないふり。

男の子は友だちのかさに入れてもらって歌いながら帰っていく。

あめが ふったら ポンポロロン

あめが ふったら ピッチャンチャン


雨の中、ふと気づかされること

まねして口ずさんでいるうちに、おじさんは大切なことに気がついた。

大人になっても、子どもから気づかされる大切なことってたくさんある。

雨の多い季節、ぜひ手にとって読んでみてほしい絵本。


本の情報

『おじさんのかさ』

佐野洋子/作・絵 1992年 講談社 21p 31cm