2024年9月23日

🌱関西弁が楽しい『ぼちぼちいこか』


大人だって子どもだって、新しいことがスタートするときや新しいことにチャレンジするときは、何だか肩にチカラが入ってしまうもの。

そんなとき、ふわっと肩のチカラを抜いてリラックスさせてくれる絵本がある。


内容紹介

からだの大きな「ぼく」(かば)は、消防士やパイロット、ピアニストなど、いろいろなお仕事にチャレンジ。

どれもこれも、チャレンジしては見事に失敗ばかり。(その失敗のしかたがクスッと笑えるんです。)

だけど失敗したって、またチャレンジ!

そして、疲れたときは「ひとやすみ」。

関西弁の語り口も楽しい絵本です。


おすすめポイント

例えば新学期など、新しいことがスタートするときは、大人も子どもも多かれ少なかれ、新鮮な気持ちや楽しみな気持ちや期待感がある一方で、肩にチカラが入りすぎたり、不安な気持ちや緊張感だってある。

まさにそんな状況に一息いれてくれる絵本。

失敗したってまたチャレンジすればいい、疲れたら一休みすればいい。

「ぼく」(かば)がそう言ってくれているようです。

「ぼちぼちいこか」と。


本の情報

『ぼちぼちいこか』

マイク・セイラー/作 ロバート・グロスマン/絵 今江祥智/訳 1980年 偕成社 32p 26cm アメリカの絵本 読んでもらうなら3歳頃から 自分で読むなら小学校低学年頃から