2024年9月23日

🌱な〜んにもしたくない日の私の読書法

今日は朝からな~んにもやる気がしない。

たまにはそんな日だってある。

そんな日は、本だって読む気がしない。

いやいや、そんなときでも読めちゃう本がある。

どのページからでも、1行だけでも、ふらっと寄り道するみたいに読めて、思いがけずステキな言葉に出会えるかもしれない本。

詩集や名言集といわれる本たち。

詩集はとっつきにくい?名言集はこむずかしい?

いえいえ、そうでもないんです。


「ムーミン谷の名言シリーズ」

名言集って私は普段あまり好んで読むことはないのだけれど、それでも好きなのが、このシリーズ。

「いつもやさしく愛想よく」なんて、やってられないよ。理由はかんたん。時間がないんだ。(スナフキンの言葉より)

たくさんあるムーミンのお話の中から、心に響く言葉、クスッと笑える言葉、生きるヒントをくれる言葉たちが、ギュッと1冊につまっている。

お話の中から、ほんの数行の名言だけを抜粋して書かれているシンプルなもの。

ムーミンのお話を読んだことがなくても大丈夫。

きっとステキな言葉に出会えるはず。

本の情報

「ムーミン谷の名言シリーズ」全4巻

トーべ・ヤンソン/作・絵 2020年 講談社 60p 小学校中学年頃から


阪田寛夫『てんとうむし』

詩集はきっといいものがたくさんあるのだろうけれど、他のジャンルの本に比べると、手に取ってみる機会は少ないかもしれない。

だからこそ、ちょっと気分を変えたいときには、寄り道気分であえて手に取ってみる。

短いものが多い詩は、立ち読みだってしやすい。

私の詩集の選び方は単純。

装丁を見てステキだなと思うもの。この本もそう。

子ども向けに出版されている詩集だと、「詩ってむずかしそう」という先入観を取っ払って、取っつきやすいかもしれない。

リズムよく読んでいると、いつのまにか気持ちが晴れてることだってある。

本の情報

阪田寛夫『てんとうむし』

阪田寛夫/作 1988年 童話屋 160p 15cm 読んでもらうなら4、5歳頃から 自分で読むなら小学校低学年頃から