2024年9月20日

🌱繰り返しが楽しい『がたんごとんがたんごとん』

がたん ごとん がたん ごとん のせてくださーい

小さい子どもたちが大好きな、シンプルでリズム感のある繰り返しが楽しい。

0歳から楽しめるおすすめ赤ちゃん絵本。


あらすじ

がたん ごとん がたん ごとん

黒い汽車が走っていると、駅で待っていたのは、哺乳瓶。

「のせてくださーい」

汽車が哺乳瓶を乗せて走り出します。

がたん ごとん がたん ごとん

次の駅では、コップとスプーンが「のせてくださーい」。

また次の駅では、リンゴとバナナが「のせてくださーい」。

次から次へとお客さんを乗せ、汽車は終着駅へ。

そこで待っていたのは…?


おすすめポイント

☆ シンプルな繰り返しのリズムが楽しい

小さい子どもたちは、シンプルな繰り返しのお話が大好き。

そして、擬音やリズム感のある言葉も大好き。

まさに「がたんごとん がたんごとん」が、そう。

読み終わると間違いなく「もう1回!」。

読む側の大人にとっても、リズム感が心地いい。

☆ 登場物の表情が楽しい

一見すると真っ黒な汽車だけど。

最初は引き締まった顔をしていたのが、お客さんを乗せるとニッコリ顔になったり。

ページをめくるたびに見せてくれる汽車たちの表情が楽しい。

☆ 身近にある物

哺乳瓶にコップにスプーン、リンゴにバナナなど…。

お客さんとして登場するのは、小さい子どもたちの身近にある物ばかり。

汽車は身近な乗り物ではないかもしれないけれど、電車の「がたんごとん がたんごとん」は身近にある音。

小さい子どもたちの日常にあるもので楽しめる絵本です。


まとめ

1987年の発売以来、男女を問わず人気のある、0歳から楽しめる赤ちゃん絵本の定番。

我が家にある『がたんごとん がたんごとん』は、自治体のブックスタートの取り組みでもらったもの。

何冊か選択肢があった中から選んだのが、この絵本だった。

何度も何度も読むこととなり、大正解の選択だった。

ぜひ、赤ちゃんとの日常を楽しむ1冊に加えてみてくださいね。


本の情報

『がたんごとんがたんごとん』

安西水丸/さく 1987年 福音館書店 20p 18cm 読んであげるなら0歳頃から