がたん ごとん がたん ごとん のせてくださーい
小さい子どもたちが大好きな、シンプルでリズム感のある繰り返しが楽しい。
0歳から楽しめるおすすめ赤ちゃん絵本。
あらすじ
がたん ごとん がたん ごとん
黒い汽車が走っていると、駅で待っていたのは、哺乳瓶。
「のせてくださーい」
汽車が哺乳瓶を乗せて走り出します。
がたん ごとん がたん ごとん
次の駅では、コップとスプーンが「のせてくださーい」。
また次の駅では、リンゴとバナナが「のせてくださーい」。
次から次へとお客さんを乗せ、汽車は終着駅へ。
そこで待っていたのは…?
おすすめポイント
☆ シンプルな繰り返しのリズムが楽しい
小さい子どもたちは、シンプルな繰り返しのお話が大好き。
そして、擬音やリズム感のある言葉も大好き。
まさに「がたんごとん がたんごとん」が、そう。
読み終わると間違いなく「もう1回!」。
読む側の大人にとっても、リズム感が心地いい。
☆ 登場物の表情が楽しい
一見すると真っ黒な汽車だけど。
最初は引き締まった顔をしていたのが、お客さんを乗せるとニッコリ顔になったり。
ページをめくるたびに見せてくれる汽車たちの表情が楽しい。
☆ 身近にある物
哺乳瓶にコップにスプーン、リンゴにバナナなど…。
お客さんとして登場するのは、小さい子どもたちの身近にある物ばかり。
汽車は身近な乗り物ではないかもしれないけれど、電車の「がたんごとん がたんごとん」は身近にある音。
小さい子どもたちの日常にあるもので楽しめる絵本です。
まとめ
1987年の発売以来、男女を問わず人気のある、0歳から楽しめる赤ちゃん絵本の定番。
我が家にある『がたんごとん がたんごとん』は、自治体のブックスタートの取り組みでもらったもの。
何冊か選択肢があった中から選んだのが、この絵本だった。
何度も何度も読むこととなり、大正解の選択だった。
ぜひ、赤ちゃんとの日常を楽しむ1冊に加えてみてくださいね。
本の情報
安西水丸/さく 1987年 福音館書店 20p 18cm 読んであげるなら0歳頃から