2025年2月23日

🌱おうちにトラがやってきた!『おちゃのじかんにきたとら』

 


あらすじ

ソフィーとお母さんがお茶の時間にしようとしていると、玄関のベルが鳴りました。

やって来たのは、なんと、とら!

「ごめんください。ぼくとてもおなかがすいているんです。おちゃのじかんにごいっしょさせていただけませんか。」と、礼儀正しく。

ソフィーとお母さんはとらを迎え入れ、お茶の時間がはじまりました。

大きなとらは、それはもう食べるは食べる!


おすすめポイント

ありふれた日常の中におとずれた非日常を、あたたかく迎え入れる物語。

コロナ禍以降、自宅に来客を迎え入れてお茶することもむずかしくなった時期もあったけど。

うちにもとらが来るといいな!


本の情報

『おちゃのじかんにきたとら』

ジュディス・カー/作・絵 晴海耕平/訳

1994年 童話館 32p 26cm イギリスの絵本

自分で読むなら小学校低学年頃から 読んでもらうなら3歳頃から




2025年2月2日

🌱ねこ!ねこ!ねこ!ねこの絵本!


🎵ねこはこたつでまるくなる🎵

そんな寒い季節、2月22日はにゃんにゃんにゃんで「ねこの日」。

おうちであたたまりながら読みたい、ねこの絵本です。


あらすじ


とてもとしとったおじいさんと、とてもとしとったおばあさん。

2人は花に囲まれたこぢんまりした家でさびしく暮らしていました。

ある日おばあさんが「ねこが一ぴきいたらねえ」というと、

「ねこを一ぴきとってきてやろうよ」とおじいさん。

おじいさんは丘をこえて谷をとおって、ねこでいっぱいの丘にでました。


そこにもねこ、あそこにもねこ、

どこにも、かしこにも、ねことこねこ、

ひゃっぴきのねこ、

せんびきのねこ、

ひゃくまんびき、一おく一ちょうひきのねこ。

< 本文より >


おじいさんはこの中からねこを1ぴき選ぼうとしますが、選びきれず、みんなつれて帰ることにしました。

おじいさんとねこの大行列です。

うちに帰るとおじいさんとおばあさんは、どのねこをうちにおくか、ねこたちに決めさせることにしました。

繰り返しの言葉が耳に心地よく、100まんびきのねこたちの描写がたのしい、ねこ好きな人にもそうでない人にもオススメしたい、ねこの絵本です。


本の情報

『100まんびきのねこ』

ワンダ・ガアグ/ぶん・え いしいももこ/やく 1961年 福音館書店 31p 20cm アメリカの絵本

読んであげるなら3歳頃から 自分で読むなら小学校低学年頃から